ウチの研究室の黒いとこ。

今回の内容は、特に誰かに向けたもの...というわけではなく。自分のメンタル管理のために、研究室のきついとこ、嫌いになれないとこを書いて整理しておこうと思う。

 

 

きついとこ

・家畜の管理当番がしんどい。
シンプルにこれはある。家畜はかわいいし家畜とか管理の仕方それ自体に興味を持ってやっていると思う。けど、自分の研究と直接関連しているわけではないから、時々「何やってんだ自分」ってなって病むことは週1回くらいある...(笑)

・ゼミの時間
家畜の管理当番の都合でゼミは、週1回、18時から。
卒論・修論の時季や、学会発表が近い時には22時頃まで続くことも珍しくない。
この点、自分の研究室はブラックだと思っている。

・出張のハードさ
時々、出張に行ってサンプリングを行うことがあるが、かなり遠い地域に行くため、車で5時間程度の移動。そもそもこれがハード。加えて、限られた時間で多くのサンプリングを行う必要があるから、日程がものすごくハード。宿泊施設を7時くらいに出発して、帰りは19時とか20時とか。移動が片道1時間弱あるが、それ以外はほぼサンプリングとサンプルの処理。楽しい部分、(興味的に)面白い部分も多々あるが、日程的にきついというのは否定できない。

・割と根性論
研究室の特性上、身体を大いに使って実験を行うので、根性論が比較的まかり通ってしまう...というか教授がまかり通してしまっているというのが現状。インドアな世界で生きてきた私にはこれ結構しんどい。

 

嫌いになれないとこ

・人は悪くない(と思う)
教員はきついことは言うが、パワハラチックかといわれるとそうではない。教授がワンマンで意見を言っている感は否めないが...。先輩方も色々心配とかアドバイスとかしてくれるしその点は非常にありがたいと思っている(特に病んだとき)。

・仲のいい同期がいること
病んだときはこの同期に会うために研究室やサンプリングに行くといっても過言ではない。プライベートと研究はある程度分離する必要があることは百も承知だが、この要素は結構大きい。

・家畜がカワイイ
これは大きい。当番がしんどくなったときは、自分のお気に入りの子に癒されに行くと思って当番頑張ってる。

・自分のしたい研究をできる研究室がここだけだと思う
使っている/使いたいフィールド、実験の内容的に、他の研究室や他大学でできる内容ではないと思っている(だけかもしれない)。自分の研究に関して、自分の実験や参考文献から新たな発見があればワクワクするし、どんな展開ができるか考えるのもすごく楽しい。研究投げ出したくなることもあるけど、自分の興味のある研究、知りたいことができるという点はこの研究室で生きていく上で非常に大事だと思う。

 

 

きついとこと嫌いになれないとこ、トントンになった(した?)。こうやって書いてたら自分の研究室そこまで悪くないような気がしてきたので(洗脳?)、また明日からがんばろ。

日記(6/27)

私の研究室には家畜の管理当番が存在する。
実験の期間によって、朝夕各3~5人の当番の枠が設けられており、都合のつく人が埋めていく方式になっている。

 

前置きはこのくらいにして、今日は朝の当番をすっぽかした。
自分のカレンダーに当番の予定を反映し忘れていた。
先輩方、同期が私の分の仕事を代わってくれ、特に大きな問題は生じず、結果的に事なきを得たようだった。

さて、ここからが私の感情について。
当番を忘れたことは非常に申し訳なく思った。最近、自身の実験が忙しかったこともあり、心身ともに削られていた感は否めない。しかし、それを言い訳にできるほど、私は研究室でえらいわけではないし、他の研究室メンバーも忙しい中、当番に取り組んでいる。しんどかったことを言い訳に、当番をすっぽかすとか研究室の活動に影響することをやってはいけなかったと思った。

また、今回のすっぽかしがきっかけで、私の研究室での態度が怠惰なのでは、と思われていた、という疑惑が発覚した。どうやら酒に酔った時に「当番に入る回数を少なくするために授業をとっている」という旨のことを話していたようだった。もちろんそんな気で当番には入っていなかった。言ったとしても冗談のつもりで言っていたのだろう。ただ、この発言が真だと思われるくらいには不真面目そうに取り組んでいたのではないか、とも思えた。

 

本当はここ1週間、実験がしんどすぎて「この研究室、院進しないで辞めてやる!」って思っていた。しんどいのは事実である。しかし、私の大学生活、「何か全力で取り組んだか」と言われたら、胸を張ってそう言えることは何もない。部活は半年でやめた。授業には真面目に取り組んだ風だったが、最近「あの時の講義で…」と同期や先生方に言われても「?」としか思えない。何も身にはなっていない。この(しんどい)研究室で全力で研究に取り組んだら、それは胸を張って全力で取り組んだといえるのではないかと思った。また、同期に不真面目だと思われたまま、この研究室はやめられないと思った。私の長所でもあり短所でもある負けず嫌いの発動である。

よって、大学院に進まず、研究室を辞める計画はとりあえず今日のところ保留である。